ロシアの水晶は個性的な姿やエネルギーを持っているものが多く、なかでも「ロシアンレムリアン」と呼ばれるものが有名です。
ロシアンレムリアンは、超古代文明レムリアの人々が叡知を現代に伝えるために残した水晶で、クリスタルを通じてレムリアの叡知にアクセスできるといわれています。
しかし、残念ながら近年、ロシアンレムリアンを産出する鉱山は水没してしまい、採掘が不可能となってしまいました。
現在は、ロシアンレムリアンの発見者であるキャサリン・クラコリーチェ女史の手元にわずかに残るものと、市場に（正式に）出回っているもののみとなっています。

最近になって、ロシアンレムリアンを採掘していたウラル地方の鉱山と同じエリアで、ロシアンレムリアンと同じ外見的特徴を備えた水晶が、わずかですが産出しました。
ロシアンレムリアンと同じくバーコード状（レムリアンリッジ）の表面を持ち、ポイント部分には無数のレコードキーパーがあります。
くすんだ外見からは想像できないようなクリアな内部の特徴も、ロシアンレムリアンと同じです。

著名なクリスタルティーチャーのなかにも、ロシアンレムリアンと同じと評価する方がいるようですが、現在、ロシアンレムリアンの名付け親でもあるキャサリンからは、何もコメントは出ていません。
また、ロシアンレムリアンという呼称は登録商標であり、キャサリンがロシアンレムリアンと認めたものにしか付けられないものです。
以上をふまえまして、今回入荷したこちらのクリスタルは「ウラル水晶」としております。（仕入れ元の業者の方は、「ウラルレムリアン」と名付けていらっしゃいましたが、キャサリンから直接クリスタルについてのレクチャーを受け、また、彼女からロシアンレムリアンを購入させていただいたこともある私個人としましては、この名称には抵抗を感じましたので、使用することは控えさせていただきます）

純粋にクリスタルのパワーのみについて言えば、とても高い波動とエネルギーを持っていると感じます。
ガラスのような透明度の外観と同じく、純粋で研ぎ澄まされたエネルギー。
けれども、静かでありながらも力強さも持っています。

ウラル水晶は、結晶やポイント状ではなく、破片のような形になります。
大きな水晶が砕けたうちの破片の一つといったものです。（入荷の段階で、すでにこういった形状で入ってきます。）
そのため、バーコードやレコードキーパーなどの外見的特徴は備えていないものがほとんどです。
ですが今回、運が良いことに表面の部分がそのまま残っているものをいくつか入手することができました。
中には、レムリアンリッジと呼ばれるバーコード状の模様があるものもあります。
（ロシアンレムリアンでは、レムリアンリッジを指でこすりながら瞑想すると、レムリアの叡知に繋がるといわれています）

※切り口が鋭く、鋭利な部分もありますので、手などを切らないようにお取り扱いにはご注意ください。